2017年4月23日

パブで仕事

ちょっとカフェで仕事してこよう。

日本でもよくあることだ。
オフィスや自宅を離れて気分転換をしたいのかもしれないし、出張中の 1 コマかもしれない。

さて、私の自宅の近くにカフェはあるが、東京と比べると限られる。
東京とブリストルを比べるのは平等ではないが。

実は、夜でない限り、パブで快適に仕事ができることを発見した。

日本で、飲み屋でパソコンや本を出して仕事をする人は稀だろう。
しかし、イギリスのパブは、飲み屋のようで飲み屋ではないと感じる。
私がよく使うチェーン系の安いパブ (Wetherspoon) について言うと、次のような特徴がある(これらの特徴の多くは、他のパブにも通じる)。

  • 必ず禁煙である。
    イギリス人のマナーは日本人のマナーより平均的に悪い。
    しかし、どんな柄の悪い酔っぱらいも、この禁煙ルールは必ず守っている。
    私の場合、日本の飲み屋で仕事することは、禁煙でない時点で厳しい。
  • 長居しても、店員や他の客に嫌がられない。
    イギリス人は「あの人ずっといるよ。。。」とか思わないようだ。
    「2時間で出てって下さい」とか「他のお客様のご迷惑なので」ということは起こらない。
    ありがたい。

  • 日本のカフェでは、他人の会話が気になって仕事に集中できないことがよくある。
    もちろん、カフェは静粛の場ではないので、仕事場として使う私側の失敗だ。
    イギリスのカフェでは、他人の会話は英語(や他の言語)である。
    したがって、日本語ほどには耳に入らなくて気にならないことが多い。

以上のことは、イギリスのカフェについても当てはまる。
パブ特有のことは、、、
  • 朝から営業している。
    朝から飲んだくれている人もいる。

  • お茶だけ、あるいは、お茶 + 食事、で使ってもよい。
    成人でも、ノンアルコールを注文しておしゃべりなどしている人はいる。
    レストラン的でもあるようだ。

  • レストラン的でもあるので、家族連れがいる。

  • 席はどこかしら空いている。
    ブリストルが地方都市だからかもしれない。

  • トイレが大きくてちゃんとしている。
    日本の皆さんは、そんなこと当たり前だ、と思うかもしれない。
    しかし、イギリスではトイレが機能しないことが多々あるので、隠れたポイントなのだ。

  • 笑い声が無駄に大きい。
    酔ってるし。庶民系のパブだし。
    これに我慢がならなくなったら、退場する他あるまい。
    近所の他のとあるパブに行くと、無駄に大きい笑い声はしない。
    パブによって、来る人の社会階層が明らかに異なる(ただし、値段にもそれなりには反映される)。

まとめると、パブでの仕事や読書はお勧めである。
「がーっはっはー」 ← 酔っ払い達の高笑い