娘の小学校が決まった。
イギリスの小学校探しは、日本の保育園探しと似ている。
日本だと、学区内に住んでいれば、必ずその小学校に子どもを入れることができる。例えば、私の前の住所は、文京区立誠之小学校の学区内で、この小学校は人気があった。不動産屋の広告でも「誠之小学校学区内」を売りにしている物件を多く見かけた。
イギリスでは、小学校の学級定員が厳密に決まっている。埋まっていたら入れない。家からすごく遠く、評判も良くない小学校を割り当てられてしまったという話もあるらしい。特に、自分の長女(日本では、保育園・幼稚園年中。イギリスでは、小学校 0 年生)の場合、学年途中からの応募になるため、余計に不利だ。
日本の保育園も、文京区で自分が経験した限り、人気の差がある(そもそも、待機児童ということでどの保育園も入りにくいけど)。保育園の場所、0歳児を受け付けるか、3歳まででなくて6歳までクラスがあるか、などは、人気を左右する大きな要因である。第三希望までを戦略的に書いて、入れることを祈るわけである。
イギリスの小学校申し込みでも、第三希望まで書かされた。似ているではないか!
我が家の場合、日本人ママさんの厚意でかなり具体的な情報を頂いた。そして、住みたい Southville/Bedminster という地域で、評判もまあ良い(しかも、他の日本人ハーフの子がいる)小学校に、娘の学年については1人空きがあることを突き止めた。即応募。即ゲット。うむ。
応募が重なる場合は、学校と家の距離、兄弟姉妹がすでにその小学校いるか、などで振り分けが左右されるとのことである。
次は引っ越し。そう、小学校を決めてから、小学校から徒歩圏内の家を探して引っ越すのである。毎日のことなので。Southville/Bedminster に住みたい、と最初から思っていたけど、もし遠くの小学校になってしまったら、諦めざるをえない。小学校まで毎日バスで片道30分(しかも、親付き添い)とか、ありえないので。だから、学校探し → 家探し、という順番なのである。