1996年6月14日

自転車事故

6 月 11 日(火)

昼休み自転車に乗って食堂へ。文学部のゲートを通過中。前方から人が来たので止まる。止まるけど、けつが持ち上がる。なんでー?自転車垂直。さらに回る。背中からがっしゃーん。おおーっと転倒転倒だ。増田選手、学内衆目の前で涙の転倒。恥、恥。

6 月 13 日(木)

雨だ。でもやみかけてるし、自転車で行こう。蔵前橋通りに今日はゆったりと入ります。錦糸町から両国へ。時速 20 キロにセーブして歩道へ。人をよけて、タイルだ。おおっとハイドロプレーニング現象!ブレーキが効かない。増田選手ぴーんち。タイル滑べる。たまらず転倒自転車もろとも倒れこんだー。増田選手の眼鏡がふっとぶ。滑べる滑べる。おおっと目前に壁!壁!増田選手避けられない。どっかーーーーーん。激突。増田選手大丈夫か?起き上がれないようですね。悶えています。濡れたタイルのうえでタコみたいに悶えています。トラックの運ちゃんがタオルを貸してくれました。

「大丈夫か?」

「はい、大丈夫です。(全然大丈夫じゃない)」

「気をつけー。額を押えろ」


増田選手まだ悶えています。(ここらへんで半分意識がない)10 分くらい経って、増田選手ようやく起き上がります。右半身をひきずっています。右から衝突しましたねー。すごい血ですね。額からの血が止まりません。右足もひきずっています。おおっとでも自転車に乗ります。再開します。涙の拍手だ!ゆっくりとゆっくりと進んでいきます。当然遅刻。昼休みになっても頭からの血が止まらない。

夕方脚をひきずって病院へ。

「右足の皿にひびが入っていますね。ここ、触ってこらん。段差になっているよ」

「段差じゃねー。いてーじゃねーか」

「通って下さい。ひざを曲げないで下さい。普通に歩く分には大丈夫です」

くそう。自転車に乗れん。