2016年10月5日

イギリスで安いもの

為替レートにもよるが、イギリスの物価は概して日本より高いので、イギリスの物価や物価の割に質が伴わないことについて不平を言うのは簡単である。

(為替レートにはよるが)イギリスが日本より安いものを挙げてみよう。
安いけど質が悪いものは除く。

  • 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト):安くておいしい。
  • パン、シリアル:おいしい。
  • 野菜と果物の多く。
  • 米:中華系の店で買う。5kgや10kgで買うと日本より若干安い。例えば、韓国っぽいブランドをヨーロッパで生産している感じ。怪しくはない。自分の味覚だと特に文句はない。言う人に言わせると日本米には到底及ばないらしいが。自分や多くの周りの人は満足している。値段を気にせずに米を毎日食べられるのは大きい。
  • 海苔:事情は米と同様。普通の10枚入りとかの板海苔。
  • パブの生ビール:ビール好きにはたまらないでしょうね。種類も豊富。ジョッキは、ドイツほどではないが日本よりは概して大きい。
  • カフェのお茶やコーヒー:店によるが、同じ程度の店構えなら日本より安い。洒落たカフェはたくさんある。ただし、食べ物や凝った飲み物はとても高い。
  • 安い携帯電話とその維持費。£10(為替レートによるが、1700円位)で携帯を買える。2年半使っているが問題は無い(もちろん、機能は貧弱)。先払いなどの SIM カードを指して使う。通話料金は、ちゃんと業者を選べば、日本と同じくらい。維持費が安いというのは、月額制でなく使った分だけ払う、という風に(も)できるから。自分の場合、ほとんど電話をかけないので、£10入れておくと2,3ヶ月位もつ。日本では、どんなに小さい契約にしても、月に1000円位は取られると思われる。スマホとか、ネットし放題の契約については知らない。
  • 電子レンジ、電気の簡易暖房:性能はごく基礎的。耐久性はよく分からないが、今の所満足。
  • 映画:イギリスが特に安いのではない。日本の映画は高いと思う。
  • 子どもの集団で習うような習い事:ガールスカウト、バレーなど。1時間£5程度。練度が進むに連れて高くはなるけど。
  • 家族で National Express という会社の長距離バスで旅行すること:家族割引カード(1年間。高くない)を買うと、子どもが無料になるのでかなり割安。他にも、便によってすごく安くなる長距離バス会社もある。
  • 近距離フライト:Easyjet と Ryanair のおかげで、国内、近距離国外とも片道£25-50位からの航空券が多くある。Brexit の影響が心配だ。